3点間でVPN構築例

ギガビットVPNルータで3点間(大阪、神戸、京都)のネットワークを構築します。

1. ルータの選定

TP-Link Safestream VPN ルーター ギガビット Ipsec対応 高速通信 雷サージ防止 強固 ファイウォール機能 5年保証 TL-R600VPN

IPsec/PPTP VPN プロトコルに対応
同時に最大 20 本の IPsec VPN トンネルと 16 本の PPTP VPN トンネルに対応
SPI ファイアウォールと DoS 攻撃の防御により、既知のインターネット攻撃からネットワークを保護
4KV の優れた避雷により、お使いの環境を安全に維持
5年保証

2. 大阪、神戸、京都で固定IPを取得します。

①大阪 グローバルIP 117.102.xxx.yyy   LAN 192.168.33.0
②神戸 グローバルIP  203.141.xxx.yyy  LAN 192.168.44.0
③京都 グローバルIP 116.58.xxx.yyy    LAN 192.168.22.0

3. 大阪のルータ設定

①IKE(暗号を交換するためのプロトコル)の設定。神戸、京都も同じ設定にします。
Pre-shared Key は、暗号化のためのキーワードを設定します。

②IPsec。神戸接続用と、京都接続用の2つ作成します。

Remote Gatewayは、それぞれのグローバルIPアドレスを指定します。

4. 神戸のルータ設定

①IKEは、大阪と同様に作成します。
②IPsecは、大阪接続用(For Kobe)と、京都接続用(For Kyoto)の2つ作成します。

5. 京都のルータ設定

①IKEは、大阪と同様に作成します。
②IPsecの設定。大阪接続用(For Osaka)と、神戸接続用(For Kobe)の2つ作成します。

6. VPN確立の確認 SA Listで確認します。

 ①大阪は、京都と神戸に接続

 
②神戸は、京都と大阪に接続

 
③京都は、大阪と神戸に接続